【初心者向け】バドミントンのサーブのルール分かりやすく解説|図解あり

【初心者向け】バドミントンのサーブのルール分かりやすく解説|図解あり
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バドミントンのサーブのルールを分かりやすく解説します

バドミントンのサーブは試合を有利に進めるための非常に重要な要素となります。

この記事では、バドミントンを始めたばかりの方に向けて、サーブに関する基本的なルールから、上達のための具体的なコツまで、詳細に解説します。

イト

この記事を読み進めると、あらゆる場面で効果的なサーブが打てるようになります。

すぐに本題に入りたい方は↓下記ボタンから、気になる項目をクリック(タップ)してください。

この記事でわかること
  • バドミントンサーブの基本ルール
  • シングルスとダブルスのサーブの違い
  • サーブ技術の具体的なコツ
  • 重要なサーブルールの違反事例

サーブがネットインした場合の記事はこちら↓

この記事を書いた人
投稿者
イト(←左)
  • 小学生から始めバドミントン歴17年
  • 静岡県大学バドミントン選手権ダブルス部で優勝
  • 休日は地元小中学生を指導しています

どん底から県大会優勝した経験からブログを書いています!

この記事は消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信情報を参考にし、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。また、公益財団法人日本バドミントン協会HPの情報を参考に記事を作成しております。


目次

バドミントンのサーブとは?試合を左右する重要ルールを解説

バドミントンのサーブとは?試合を左右する重要ルールを解説

バドミントンのサーブは、試合開始の合図であり、サービスラリーの最初の一球です。

サーブは単にシャトルを相手コートに入れるだけでなく、試合の流れを左右する重要なショットです。正確なサーブは相手にプレッシャーをかけ、自分のリズムを作ることができ、試合を有利に進めるカギとなります。

イト

浮かないサーブを正確に打てる選手が試合で勝ち進んでいけます!

サーブの基本とは?バドミントンのサーブ制度

  • ラリーポイント方式: 試合は21点制で、3ゲーム中2ゲームを先取した方が勝利します。サーブ権に関係なく、ラリーに勝った方に得点が入ります。
  • サーブ権の取得: シングルスとダブルスともに、ラリーに勝利した側が次のサーブ権を得ます。
  • デュースルール: 20対20になった場合、2点差がつくか、30点を先取した方がそのゲームの勝者となります(最長30-29)。

サーブの基本ルールは、こちら(ページ下へ飛びます)

バドミントン サーブの種類と特徴【ロング・ショート・ピンサーブ】

バドミントンのサーブには3種類あり、それぞれ異なる特徴を持っています。これらを戦略的に使い分けることで、試合を有利に進めることができます

1.ロングサーブ

ロングサーブは相手コートの後方を狙い、高さのあるショットで打ち込みます。上からのショットが苦手な相手や、相手の攻撃を防ぎたいときに効果的です。

2.ショートサーブ

ショートサーブはネットギリギリにシャトルを打ち込み、相手コートの手前を狙います。バックハンドで打つことが多く、正確なコントロールが求められます。

3.ピンサーブ

ピンサーブは最も威力があり、速さと攻撃力を兼ね備えたサーブです。ネットギリギリを狙って、シャトルを平行に打ち込み、相手に強いプレッシャーを与えます。

サーブの打ち方【フォアハンドとバックハンド】

サーブの打ち方には、フォアハンドバックハンドの2種類があります。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることが、試合での成功につながります。

フォアハンド

フォアハンドサーブはラケットを下から上に弧を描くようにスイングし、高く遠くに飛ばす打ち方です。初心者にも習得しやすい基本的なフォームです。

バックハンド:

バックハンドサーブはシャトルを前に押し出すように打つ打ち方で、コントロールが難しいため、練習が必要です。ショートサーブでよく使われます。

イト

バドミントンでサーブミスをしないことはとても重要です。

これらのサーブの種類と打ち方をマスターすることで、試合でのパフォーマンスを向上させ、相手に対して優位に立つことができます!


バドミントン サーブのルール【基本から応用まで完全解説】

バドミントンサーブの基本ルール【簡単解説】

バドミントンのサーブのルールを初心者向けに分かりやすく解説します。

サーブの基本ルールとサーブ権の取得方法

バドミントンのサーブの公式ルールを分かりやすくまとめました。

サービスコートの位置:

  • 偶数得点(0点を含む)の場合は、右サービスコートからサーブを行います。
  • 奇数得点の場合は、左サービスコートからサーブを行います。
バドミントンのサーブルール(偶数得点)
偶数得点の場合
バドミントンのサーブルール(奇数得点)
奇数得点の場合

サービス権の継続

  • サービス側が得点した場合、同じ選手が続けてサービスを行います。
  • サービス側が失点した場合は、相手チームにサービス権が移ります

シングルス vs ダブルス: サーブルールの違いと攻略法

バドミントンでは、シングルスとダブルスでサーブのルールが異なります。

シングルスのサーブルール

バドミントン シングルスのサーブルール
出典:丹波市【簡易版】バドミントン ルール
  • コートの使用範囲: シングルスでは、縦長のコートを使用します。
  • シングルスのサーブの特徴: サーブ時には、相手の動きを制限するために、シャトルの高さや速度を工夫します。例えば、高くて深いロングサーブで相手を後方に移動させたり、短いショートサーブでネット際に引き寄せて攻撃のチャンスを作り出します。

ダブルスのサーブルール

バドミントン ダブルスのサーブルール
出典:丹波市【簡易版】バドミントン ルール
  • コートの使用範囲: ダブルスでは、横長のコートを使用します。
  • ダブルスのサーブの特徴: ダブルスでは、サーブの戦略がより重要になります。サーバーは相手ペアの弱点を狙い、例えば、バックハンド側に集中してサーブを打ち込むことで、相手にミスを誘発させることが可能です。また、シャトルをコートの隅に打ち込んで相手を動かし、次のラリーを有利に進める展開を作り出します。

バドミントン サーブ 反則・注意点【よくあるミスとその対策】

バドミントン サーブ 反則・注意点【よくあるミスとその対策】ルール解説

バドミントンのサーブ時における反則行為(フォルト)は、ルールに厳密に従うことが求められます。

これらの反則が発生すると、相手に得点が与えられ、試合の流れが変わる可能性があります。以下に、主なサーブ時の反則をまとめました。

1. サーブ時の足の位置に関する反則

  • 足が浮いてしまう: サーバーやレシーバーの足がサーブ時に地面から離れてしまうと反則です。両足は地面にしっかりとついている必要があります。
  • ラインを踏む: サーブを打つ際に、サーバーがラインを踏んでしまうと「フットフォルト」となります。ラインを越えないように注意が必要です。

2. サーブの打ち方に関する反則

  • シャトルの打点が高い: サーブ時にシャトルを115cmより高い位置から打つと反則です。シャトルは115cmより下で打たなければなりません。
  • ラケットの動作を止める: サーブしようとして途中でラケットの動作を止めると反則となります。一度構えたら、スムーズにサーブを打つ必要があります。
イト

バドミントンのサーブの高さは、従来の「ウエストより下から打つ」というルールから、2019年4月のルール改正により「コート面から115cm以下から打つ」と改訂されました。

3. サーブのタイミングや手順に関する反則

  • サーバーが体勢を中断する: サーバーが一度サービスの体勢に入った後に中断した場合、反則となります。
  • 故意に時間を稼ぐ行為: サーバーが構えてから、意図的に時間をかける行為も反則です。スムーズなプレーが求められます。

4. シャトルに関する反則

  • シャトルをトスする際に回転を加える: サーブ時にシャトルに意図的に回転を加えてトスする行為は反則です。シャトルは自然な動作でトスする必要があります。

5. その他の反則行為

  • レシーバー以外の選手がレシーブする: ダブルスの場合、レシーバーでない選手がサーブを受けた場合、反則となります。
  • 不適切な態度や時間稼ぎ: プレイヤーが故意にプレイを中断したり、時間稼ぎをする行為、不愉快な態度や暴言を吐くことは反則行為と見なされます。

意外と反則行為って多くて、難しそうですね。

イト

まずは、サーブのルールの中でも特に、注意が必要「シャトルの打点」「サーブ時の足位置」について覚えていこう。

サービスに関連するその他のルール(やり直し)

次のような場合は、サービスがやり直し(レット)となります。

  • レシーバーの体勢が整っていない状態でサーブを行ったとき
  • サービスまたはレシーブの順番を間違えたとき
  • 間違ったサービスコートからサーブを行ったとき
  • サーブ中に不測の事態が発生したとき(シャトルが分解するなど)

これらの反則やルール違反を防ぐためには、サーブの際にルールをしっかりと理解し、正確な動作を心がけることが重要です。

バドミントンサーブの上達法【初心者から上級者まで実践ガイド】

バドミントンサーブの上達法【初心者から上級者まで実践ガイド】ルール説明

バドミントン初心者にとって、サーブは最初に習得すべき重要なスキルです。以下に、初心者がサーブを上達させるための具体的なコツを紹介します。

初心者向けサーブのコツ【リラックスと打点の安定】

1. リラックスして打つ

  • リラックスの重要性: サーブを打つ際に力が入りすぎると、シャトルの飛び方が不安定になり、ミスにつながります。肩の力を抜いて、自然な動作でサーブを行うことが大切です。特に初心者は、試合中に緊張しがちですが、リラックスすることで、サーブの成功率が高まります。
  • 呼吸のコントロール: サーブを打つ前に深呼吸をして、心を落ち着かせると良いでしょう。呼吸を整えることで、余計な力みを防ぎ、リラックスした状態でサーブを打つことができます。
イト

リラックスするのは、意外と難しい!練習から実践を意識して取り組もう

2. サーブの高さを一定に保つ

  • 高さのコントロール: サーブの高さを一定に保つことで、相手に予測されにくくなります。サーブ時の打点を安定させるためには、体の軸をぶらさずに打つことが重要です。これにより、シャトルが狙ったエリアに正確に飛び、ミスが減ります。
  • 打点の確認: サーブを練習する際は、打点を意識し、毎回同じ位置でシャトルを打つことを心がけましょう。打点が安定しないと、サーブがフォルトになったり、相手にとって簡単なリターンチャンスを与えてしまうことがあります。
イト

バドミントンのサーブをルーティーン化することで成功率を上げます!

3. 多様なサーブを練習する

  • フォアハンドサーブとバックハンドサーブ: バドミントンにはフォアハンドサーブとバックハンドサーブがあります。それぞれのサーブを練習し、状況に応じて使い分けられるようにしましょう。バックハンドサーブは特にダブルスで効果的であり、相手のタイミングを外すのに有効です。
  • ロングサーブとショートサーブ: サーブの種類を増やすことで、相手のリズムを崩すことができます。ロングサーブは相手を後方に押し込み、ショートサーブは前方に引き寄せる効果があります。これらのサーブを組み合わせることで、相手にプレッシャーをかけ、ミスを誘発することができます。
  • サーブのバリエーション: 初心者でもできる範囲で、サーブにバリエーションを持たせることを意識しましょう。例えば、シャトルの速度や方向を変えることで、相手に予測されにくくなります。バリエーションを増やすことで、相手のリズムを崩し、試合での勝率を上げることができます。
イト

サーブのバリエーションを増やすには、プロの動画を参考にしてサーブを練習することをおすすめします

プロが解説するバドミントンのサーブ

【上級者向け】サーブの正確性を高める練習法

サーブの基本をマスターしたら、次に試合で役立つ応用テクニックに挑戦しましょう。以下に、サーブの戦略的なテクニックをいくつか紹介します。

1. 相手の弱点を狙ったサーブ

  • 相手のバックハンドを狙う: 多くのプレイヤーはバックハンドが弱点です。相手のバックハンド側にサーブを打ち込むことで、相手のミスを誘発しやすくなります。特に、相手がバックハンドでのレシーブに苦手意識を持っている場合、積極的に狙うと効果的です。
  • コートの隅を狙う: コートの隅にシャトルを打ち込むことで、相手を追い込むことができます。これにより、相手が強打できない状況を作り出し、次のラリーで有利な展開を作り出すことができます。また、サーブで相手を左右に振り分けることで、体力を消耗させることも戦略の一環です。

2. サーブのフェイント

  • サーブのタイミングをずらす: サーブのタイミングを少しずらすことで、相手を不意打ちすることができます。例えば、打つ直前に一瞬静止することで、相手が早く動き出してしまい、結果としてリターンが不安定になることを狙います。
  • サーブの速度を変える: サーブの速度を速くしたり遅くしたりすることで、相手にタイミングを取りにくくさせることができます。これにより、相手のリズムを崩し、ミスを誘発することができます。速度の変化を上手く使うことで、相手にプレッシャーをかけることが可能です。
  • フェイントを使ったサーブ: サーブの際にフェイントを入れることで、相手を惑わすことができます。例えば、通常のサーブと見せかけて、最後の瞬間にラケットの角度を変えることで、シャトルの軌道を変えることができます。フェイントは効果的ですが、タイミングと技術が求められるため、練習が必要です。

具体的なサーブ練習のポイント【ステップアップ】

最後に、サーブを上達させるための効果的な練習方法を紹介します。これらの練習を継続的に行うことで、確実にサーブ力を向上させることができます。

1. サーブ専用の練習時間を設ける

  • 毎日の練習にサーブ練習を取り入れる: サーブは試合の中で最も基本的なスキルでありながら、最も重要な技術の一つです。毎日の練習にサーブ練習を組み込むことで、安定したサーブ力を養いましょう。特に、サーブに特化した練習時間を設けることで、短期間で大きな進歩が期待できます。
  • 反復練習の重要性: サーブは反復練習が非常に重要です。特に、同じサーブを何度も繰り返すことで、安定性が向上します。反復練習により、身体が自然に正しいフォームを覚え、試合でも自信を持ってサーブを打てるようになります。

2. 正確性を重視した練習

  • 特定のエリアを狙う練習: コートの特定のエリアを狙ってサーブを打つ練習を繰り返しましょう。これにより、正確なサーブが打てるようになります。特に、狙った場所にシャトルを送り込む練習は、試合での精度向上に直結します。
  • ターゲットを設定しての練習: コートにターゲットを設定し、そのターゲットを狙ってサーブを打つ練習を行うと効果的です。ターゲットを設定することで、より具体的な目標を持って練習に取り組むことができ、正確性が向上します。
  • 繰り返しの練習で感覚を身につける: サーブは繰り返し練習することで、感覚が磨かれます。特に、打点の高さやラケットの角度を意識しながら、繰り返し打つことで、無意識に正しいサーブができるようになります。毎日の練習に組み込むことで、自然と体に染み付いていきます。

3. 実戦形式の練習

  • 練習試合でサーブを試す: 練習試合を通じて、実際の試合でのサーブを試すことが重要です。練習で覚えた技術を実際の試合で試すことで、より実戦的なスキルが身につきます。また、試合形式の練習をすることで、緊張感の中でサーブを打つ経験を積むことができ、試合での成功率が向上します。
  • 相手の反応を観察する: 実戦形式の練習では、相手の反応を観察することも重要です。相手がどのようにサーブに対応しているかを見て、自分のサーブを調整することで、さらに効果的なサーブが打てるようになります。

SNSでもバドミントンのサーブの練習の様子が挙げられています。

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バドミントンのサーブルールに関するFAQ【よくある質問を解決】

バドミントンのサーブルールに関するFAQ【よくある質問を解決】

Q1: バドミントンのサーブのルールと高さについて教えてください。

バドミントンのサーブでは、シャトル全体がコート面から115cm以下の位置で打たなければなりません。この高さ制限を守ることで、フェアなプレーが確保されます。サーブがこの高さより高い位置で打たれると「フォルト」となり、相手にポイントが与えられます。

Q2: バドミントンのサーブの打ち方や足の位置のルールは?

サーブの打ち方には、フォアハンドサーブとバックハンドサーブがあります。フォアハンドはラケットを下から上にスイングし、バックハンドはシャトルを前に押し出すように打ちます。サーブ中、足は地面にしっかりつけ、前後に動かないように固定する必要があります。これを守らないと「フットフォルト」となり、相手にポイントが与えられます。

Q3: バドミントンのサーブにおけるコートのルールとダブルスの違いは?

シングルスとダブルスでは、サーブを打つ際のコートの使用範囲が異なります。シングルスでは縦長のコートを使い、ダブルスでは横幅が広いコートを使います。また、ダブルスではサーブとリターンの順番が決まっており、サーブは交互に行われます。ダブルスでは、ペアの位置や役割が重要で、サーブ後の動きが試合の鍵を握ります。

Q4: バドミントンのサーブにかかる時間にルールはありますか?

バドミントンのサーブにかける時間は明確には定められていませんが、サーバーは速やかにサーブを行う必要があります。通常、サーバーが構えてから5秒以内にサーブを打つのが一般的で、主審の判断で不当に遅延したとみなされると「フォルト」となる場合があります。

Q5: バドミントンのルールについて教えてください。

バドミントンの基本ルールは、ラリーを通じてシャトルを相手コートに返し、ミスをさせてポイントを獲得することです。試合は21点制で、先に2ゲームを取った方が勝利となります。シングルスとダブルスでは使用するコートの範囲やサーブのルールが異なるため、試合形式に応じた戦略が求められます。

【おすすめ動画】バドミントンのサーブのルールをもっと知りたい方必見

バドミントンのサーブのルールについて、もっと知りたい人向けにおすすめの動画を紹介します。

【まとめ】バドミントン サーブ ルールと打ち方のポイント

【まとめ】バドミントン サーブ ルールと打ち方のポイント

バドミントンのサーブは、試合の流れを大きく左右する重要な技術です。基本的なルールを理解し、日々の練習でコツを掴むことで、安定したサーブが打てるようになります。また、サーブの応用テクニックや戦略を学ぶことで、試合でのパフォーマンスを向上させることができます。

初心者の方も、この記事で紹介したガイドを参考にしながら、サーブ練習に取り組んでみてください。サーブが上達すれば、試合での勝率も格段にアップするでしょう。自信を持って試合に臨み、バドミントンの楽しさを存分に味わってください!

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