アークセイバー11プロ大好き、バド歴18年・現役コーチのイトです!
「アークセイバー11プロって、初心者でも使えますか?」という声をよく耳にします。
プロ選手も愛用する名作ラケットだけに、初心者の方も「どうせ買うなら良いものを」と思いますよね。でも、ラケットは『プロ選手が使用する=自分に合う』とは限りません。
結論からお伝えすると、アークセイバー11プロは初心者にはおすすめできません。
その理由と、初心者が本当に選ぶべきラケットを正直にお伝えします。
- アークセイバー11プロが初心者向けではない3つの理由
- コーチが実打して確認した初心者が使うとどうなるか
- 初心者が本当に買うべきおすすめラケット3選と比較表

どん底から県大会優勝の経験からブログ発信!
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結論:アークセイバー11プロは初心者にはおすすめしない

結論、アークセイバー11プロは上級者向けのラケットで、初心者におすすめしません。
初心者におすすめしない理由は、大きく3つあります。
- 「飛ばない」
- 「腕が疲れる」
- 「上達が遠回りになる」
順番に解説しますね。
理由①シャフトが硬くて初心者には飛ばしにくい

シャフトの硬さって、そんなに大事なんですか?
イト初心者にとっては特に大事です!シャフトの硬さがシャトルの飛びに直結するんですよ。
アークセイバー11プロのシャフトは「やや硬め」に設計されています。

硬いシャフトは、スイングの力がシャフトにしっかり蓄積・解放されることでパワーを生み出す構造です。つまり、一定以上のスイングスピードと筋力がないと、シャトルが全然飛ばないんです。
初心者のうちはスイングが不安定なことが多く、
- 「頑張って振っているのに奥まで飛ばない」
- 「クリアが浮かない」
という状態になりやすいです。これはラケットのせいではなく、そもそも相性が悪いだけ。
理由②重量・バランスが初心者の手首・肘に負担をかける
アークセイバー11プロは3U(平均88g)・4U(平均83g)展開です。
「じゃあ4Uなら初心者でも大丈夫?」と思うかもしれませんが、それでも初心者にはおすすめできません。
イト初心者向け軽量ヘッドライトモデルは4U〜5Uの75〜80g台が主流です。
理由③コントロール特化ゆえ基礎ができていないと扱えない
アークセイバー11プロの最大の魅力は「球持ちの良さ」と「精密なコントロール性能」です。
でも、これは諸刃の剣!
コントロール特化のラケットは、スイングの精度が打球に正直に出るラケットでもあります。正しいフォームと一定のスイング精度がないと、むしろブレが大きくなります。
プロ選手がこのラケットを愛用するのは、「自分のスイングを信頼してコースを狙える」からです。初心者のうちはまず「ラケットに助けてもらいながら基本を覚える」フェーズが大切。
アークセイバー11プロとは?基本スペックをコーチが解説

「初心者にNGって言われたけど、どんなラケットなの?」という方のために、スペックと特徴を解説します。
アークセイバー11プロは、YONEXが2022年3月に発売したコントロール系上級者モデルです。
アークセイバーシリーズの最上位ラインに位置し、世界中のトップ選手が愛用しています。
フレーム・シャフトの特徴
アークセイバー11プロには、ヨネックスの最新テクノロジーが詰め込まれています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型番 | ARC11-P |
| フレーム素材 | 高弾性カーボン+レジンナノ+フラーレン |
| シャフト素材 | 高弾性カーボン+レジンナノ+フラーレン(やや硬め) |
| バランス | イーブンバランス |
| 搭載テクノロジー | エナジーブーストキャッププラス・コンパクトフレーム・連続グロメット |
| カラー | シルバー/ブラック |
| 生産国 | 日本 |
最大の特徴は「エナジーブーストキャッププラス」という独自テクノロジー。シャフト上部のしなりを最適化することで、シャトルをガットに長く乗せて精密に打ち出すことができます。

この「球持ちの良さ」こそ、11プロが絶大な支持を受けている理由です。
コーチ補足:「連続グロメット」設計でガットのたわみが均一になりスイートスポットは広めです。ただ、スイートスポットが広いのと、初心者でも打ちやすいのは全くの別話。スイングの質が問われるラケットであることに変わりはありません。
重さ・バランスポイント・グリップサイズ
| ウェイト | 重量 | グリップサイズ | 推奨張力 |
|---|---|---|---|
| 3U | 平均88g | G4・G5・G6 | 21〜29ポンド |
| 4U | 平均83g | G5・G6 | 20〜28ポンド |
バランスポイントはイーブン(中心寄り)設計。
ヘッドヘビーでも、ヘッドライトでもない「オールラウンド型」のバランスで、スマッシュもドライブもこなせる設計になっています。
初心者の方は4U(83g)を選ぶことが多いですが、それでも軽量の初心者向けラケット(75〜80g)と比べると重めです。
11プロの3Uと4Uの詳しい選び方が気になる方はこちら▼

定価と実売価格
アークセイバー11プロの定価は35,200円(税込)です。
実売価格はAmazon・楽天市場などで30,000〜33,000円前後が相場(ストリング別途・ガット張り代込みのショップもあり)。

コーチが実際に打って確認!アークセイバー11プロを初心者が使ったらどうなる


実際に初心者が使ったら、どんな感じになるんですか?
イト私が初心者目線で想像しながら実打してみました!正直にお伝えしますね。
スマッシュの打ち心地
スマッシュは「打ちごたえがある」と感じる方も多いと思います。
ただし、フルスイングで芯を食わないとシャトルが全く飛ばないのがリアルなところです。
シャフトが硬いため、スイングが弱いとシャフトのしなりが生まれず、反発力を得られません。スマッシュで攻めたいのに「なんか飛ばないな」とストレスを感じるケースが多いです。
コーチの実感:中級者以上が打てば「球持ちが良くてコースが狙いやすい!」と感じる一本。でも初心者が打つと「なんか重くて飛ばない」になりがちです。
ドライブ・レシーブの打ち心地
ドライブはイーブンバランスのおかげで振り抜き自体は悪くありません。ただ、反応速度が求められるレシーブでは重さが気になります。
初心者のうちはシャトルに反応する動作そのものに慣れていないため、ラケットが少しでも重いと
- 「間に合わない」
- 「返せない」
という状況が増えます。
初心者が感じるであろうリアルな感覚
総合すると、初心者がアークセイバー11プロを使うと以下のような状況になる可能性が高いです。
- クリアがなかなか奥まで飛ばない
- レシーブが間に合わないことが増える
- 練習後に手首・肘が疲れやすい
- 「ラケットのせいかフォームのせいか」が分からなくなる
- 2万円以上の出費が無駄になるリスクがある
初心者に本当におすすめのラケット3選【アークセイバー11プロの代わり】

「じゃあ何を買えばいいの?」という方へ、コーチ目線で3本を厳選しました。
結論、初心者が選ぶべきラケットは「柔らかめシャフト・軽量・20,000円以下」の3条件を満たすモデルです!
①アークセイバー3(アークセイバーファンの初心者に最適)
「どうせならアークセイバーシリーズで始めたい!」という方には、アークセイバー3が断然おすすめです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 定価 | 17,600円(税込) |
| 重量 | 4U(平均83g) |
| シャフト | 柔らかめ |
| バランス | イーブンバランス |
| 対象レベル | 初心者〜初中級者 |
シャフトが柔らかめで、スイングが弱くてもしなりを活かしてシャトルを飛ばしてくれます。コントロール系のアークセイバーシリーズ共通の「球持ちの感覚」を覚えながら、将来の11プロへのステップアップを見据えた選択としても最適です。
アークセイバー3の詳しいレビューはこちら▼

②ナノフレア300(スピード感を重視したい初心者に)
「速い展開が好き!ドライブやレシーブを練習したい」という方にはナノフレア300がおすすめです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 定価 | 17,600円(税込) |
| 重量 | 4U(平均83g) |
| シャフト | 柔らかめ |
| バランス | ヘッドライト |
| 対象レベル | 初心者〜初中級者 |
ヘッドライト気味の設計で振り回しやすく、ラリーが続きやすいのが特徴です。軽いので長時間練習しても疲れにくく、最初の1本としてコスパ面でも優秀です。
ナノフレア300の詳しいレビューはこちら▼

③アストロクス33(コスパ重視でオールラウンドに練習したい方に)
「スマッシュもドライブも両方練習したい」「コスパ良く始めたい」という方にはアストロクス22RXがおすすめです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 定価 | 17,600円(税込) |
| 重量 | 5U(平均78g) |
| シャフト | やや柔らかめ |
| バランス | ヘッドヘビー型 |
| 対象レベル | 初心者〜中級者 |
アストロクス33はヘッドヘビー型でスマッシュ練習にも使えつつ、シャフトが扱いやすい硬さに設計されています。「初心者から始めて上達しても使い続けられる」長寿命なラケットとして人気があります。
コーチコメント:「とにかくコスパ良く始めたい方」には一番バランスの良い選択肢です。地元の中学生にも複数人すすめていて、評判が良いモデルです!
アストロクス33の詳しいレビューはこちら▼

ラケット比較表:11プロ vs 初心者向けモデル
スペック比較
4つのラケットを一覧で比較すると、初心者向けとの違いがよくわかります。
| ラケット | 定価 | 重量 | シャフト硬度 | バランス | 初心者向き度 |
|---|---|---|---|---|---|
| アークセイバー11プロ | 35,200円 | 3U/4U | やや硬め | イーブン | ★☆☆☆☆ |
| アークセイバー3 | 17,600円 | 4U | 柔らかめ | イーブン | ★★★★★ |
| ナノフレア300 | 17,600円 | 4U | 柔らかめ | ヘッドライト | ★★★★★ |
| アストロクス33 | 17,600円 | 5U | 柔らかめ | ヘッドヘビー | ★★★★★ |
価格・コスパ比較
アークセイバー11プロの定価は35,200円。対して初心者向けモデルは17,600円が相場です。差額は17,600円にもなります。
初心者期は練習でラケットを壊すこともありますし、上達とともに「自分のプレースタイルに合うラケット」が変わることも珍しくありません。
アークセイバーシリーズ全モデルの比較はこちら▼

アークセイバー11プロのよくある質問(FAQ)

アークセイバー11プロは初心者でも使えますか?
使うことはできますが、おすすめはしません。シャフトが硬めでシャトルが飛ばしにくく、重さも手首・肘への負担になりやすいです。まずはアークセイバー3やナノフレア300など初心者向けラケットで基礎を固めてから乗り換えるのがベストです。
初心者にはどのアークセイバーがおすすめですか?
アークセイバー3がおすすめです。シャフトが柔らかめで初心者でも飛ばしやすく、定価17,600円とコスパも◎。将来的に11プロへステップアップしたい方も、まずアークセイバー3でコントロール系の感覚を身につけるのが近道です。
アークセイバー11プロの3Uと4U、初心者はどちらが良いですか?
どちらも初心者には重めですが、あえて選ぶなら4U(平均83g)です。3U(88g)より約5g軽く振り回しやすいです。ただし、初心者向けラケットと比べると重めなので、ある程度基礎が固まってから使うのが理想です。
上達してからアークセイバー11プロに買い替えるのはありですか?
ぜひおすすめします!コントロール性能と球持ちの良さは本物で、中級者以上になるとその良さが存分に発揮されます。ラリーで安定してコースを狙えるようになったら、ぜひ11プロを試してみてください。
アークセイバー11プロはシングルスとダブルスどちらに向いていますか?
どちらにも対応できますが、特にダブルスでの評価が高いです。イーブンバランスで取り回しが良く、ドライブ・プッシュ・レシーブのコンパクトなショットが打ちやすい設計です。シングルスでもコントロール重視のプレーヤーに人気があります。
まとめ

この記事のポイントをまとめます。
- アークセイバー11プロは初心者向けではない(シャフトが硬め・重め・コントロール特化)
- 初心者が使うと「飛ばない・疲れる・上達が遠回りになる」リスクがある
- 初心者向けの代替ラケットはアークセイバー3・ナノフレア300・アストロクス33がおすすめ
- 中級者以上になってから11プロに乗り換えれば、その良さを最大限に活かせる
アークセイバー11プロは「悪いラケット」では全くありません。「初心者が使うにはもったいない」ラケットだと思っています。
まずは自分のレベルに合ったラケットで基礎をしっかり固めて、ラリーで安定してショットを打てるようになった頃に、改めて11プロを手に取ってみてください。きっとその良さが実感できるはずです!
中級者になったときのラケット選びの参考にどうぞ▼


ラケット選びで迷ったら、いつでもこの記事を参考にしてくださいね!バドミントンを楽しく続けることが一番大切です。応援しています!






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